2017年4月6日木曜日

物件探し③

今の時期は、暑くもなく、
以前の住みかより花粉も少ないようで、快適きわまりないですね。
都市部ではないので、夜間冷え込むのがなんですが。
そんな感じの、くまむしです。

さて、物件選びなんですが、
外側の具合を、少し紹介して参りましょう。

1) たとえば屋根
一般的には長持ちする順に、
アスファルトシングル < ガルバニル鋼板 < スレート < かわら
と言われています。

長持ちしないアスファルトシングルが悪いわけではなく、
いずれもメンテナンスをすれば何十年と使えます。
また、アスファルトシングルは、軽くて施工が楽、既存のものの上から新品を貼れる、
などの利点もあります。

メンテをさぼるとどうなるかの実例が、
人気のない別荘地などに行くと見れるのですね。
ちょうど 20-30 年前のバブル時代建設で、放置された物件が多いですから。

メンテを怠ったアスファルトシングルは、もろもろとはがれてしまいます。
こうなる前に塗装をするんですが、それが自力で可能そうか、業者さんにお願いするかー、
などなど、つらつら考えながら物件を見学するのです。


2) たとえば基礎/土台
基礎は鉄筋コンクリートですが、
その上の土台は、木造、コンクリ、鉄筋とさまざまです。
屋根と同じく、メンテを怠ると、土台が崩れるのですね。

こちらは、木造のベランダが崩れ、本体の木造土台もやばくなっている物件。
木造でも、5 年おきぐらいに塗装すると、長持ちするんですが、土台木造はチャレンジング。


パイン材だと、塗料の効果が切れてから、劣化するまでが早い印象。
これは、ちょっと手直しが難しい感じ。


がっつりした鉄筋コンクリなら、30-50 年程度はノーメンテでいけるんだそうですが、
施工が悪いと、内部の鉄筋に水分が行って、くさりはじめるのだとか。
この基礎は、きれいですてき。倉庫スペースにもできそう。













鉄筋は、さびが出るので、定期的な塗りなおしが必要。
10 年ぐらいなら、ひたすら放置もありか。

はしごでの高所作業は結構危険なので、足場を組むことも想定。
しかし、この基礎は、補強の少なさが、不安をあおります。


これぐらいの劣化だと、ぎりぎりメンテして間に合うかな?


3) たとえば、出入り口
それなりに引越しや日常を考えると、物件への出入りも簡単な方がよいですね。
傾斜地の物件は、たいがい物件入り口から玄関までのアプローチが長く、高度差があります。














結論としては、どう考えても傾斜地なんて買うものじゃない。
値段が一緒なら、平地一択!

あと、放棄されてメンテがなされない物件は、
手直しに手間隙コストがかかる。
だから、できるだけ直前まで人が住んでると楽。

と、普通はなりますね。

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