2017年4月27日木曜日

かまどを作る

不便なところに住んでいると、ごみが出ないように買い物をします。
また、計画的にものを買うので、衝動買いや、やけ食いなどは減りますね。
望まずとも、清貧な生活ができてしまうので、
来年ぐらいには悟りとか開けちゃうのじゃなかろうか と思う、くまむしです。


そうはいえども、生きていく上で、ごみは出てきてしまうものでして、
可燃物だけでも焼却が出来ればなー、と考えていました。
ついでに、焼却時の熱で、何かできれば言うことはなし。

というわけで、焼却炉兼かまどを作ることにしました。

少し調べた所、
レンガで作るロケットストーブが良さそうと思うものの、
耐火レンガはちょっと高いし重い。

じゃあ、ひとまず粘土で作って、
使用頻度が高そうなら、もうちょっと考えるでどうだろうか。
純粋な粘土だと耐久性に難があるので、ちょっと固めたいなー。

上記の点を踏まえて、もう少し調べました。

その結果、用意したのがこちら。
赤土、しっくい、にがり & わらの皆さんです。
古式ゆかしい、三和土を作るための材料ですね。

材料を混ぜるのは、ちょっと量が多いのでたいへん。
ブルーシート上で、足でふみふみして折り返し x ∞
量がある分、うどん作るよりきついです。

休憩中に、作製予定地に砂利を敷いて固めておきます。
なんでしたっけ、転圧とかいうやつ。

よく混ぜた材料を、適当にぺたぺたやって、かまどの完成。
格好よく言うと、クレイストーブですか。

ああ、こういうやる気のない造形が、たまりません。
数日乾燥させます。

かまどなんてものは、
煙突効果がだせれば、あまり性能は変わりませんね。
燃料投入口だけは、灰を出しやすいよう手持ちのスコップに大きさを合わせてます。

上にのっけてるケリーケトルは、
燃料を上からも放り込めることと、
通常のやかんより、きれいに取り扱えるのが、利点でしょうか。

しかしながら、
内側がススと、ヤニでぎったぎたになり、たまに垂れてきます。
使ってると、内部に燃えカスが貯まっていくので、おかわりの回数も限られる代物です。
まあ、1.5L/回 わかせるので、通常の使用方法なら、おわかり不要ですけど。

ウッドストーブ系で調理経験がある方なら、ご同意いただけるんじゃないでしょうか。
いろいろ書きましたけど、火遊び道具としては優秀です。

そして、作成 1 年後のお姿がこちら。

三和土の配合が最適でなかったのか、
雨ざらしの環境のためか、
上部が風化しつつあるけれど、本体の性能には影響なく、
本日も元気に稼働しています。

ありがとう!おくどさま!!


次は、ローマンコンクリートで作ってみようかしら。

コロッセオとか考えると、軽く 2000 年ぐらい持ちそうなので、
美的センスにあふれる一品にしなくてはなりません。
。。。ハードル高いですねー。

おわり。

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