火星ノンストップは、いいお話だった。

学生のころから、通学時間が長く、
古本屋の 50～100 円の棚には、よくお世話になったものでした。
紙をたぐる感覚には捨てがたいものがあるものの、
電子的な読み物の利点もぞんぶんに享受する、くまむしです。


2ch の、やる夫、やらない夫系アスキーアート小説は、
たまにすごく琴線に触れるものがあり、
時間がある時に少しずつ読んでいます。

お気に入りは、
やらないキッチン、
やる夫がアフリカで奇跡を起こすそうです、
やる夫と食べるイギリス料理、
できる夫は警察官でシリアルキラーなようです、
などなど。

笑いあり涙ありの、
珠玉の一品たちと言えましょう。
いずれも、おすすめです。


で、この前読んだのがこちら。
やらない夫 火星ノンストップ。
http://oyoguyaruo.blog72.fc2.com/blog-category-87.html

ジャックウイリアムソンの原作を、
かみくだいて AA 小説にしたもので、
原作の発表時期はずいぶん古いものの、
なんかこう、ロマンと、スピード感を詰め込んだ、
いいお話でした。


原作を読んでみたかったんですが、
残念ながら廃刊のようで、
近所の図書館にも無いようため、どうしようっかなって感じ。



似たようなアイディアは、
最近だと、映画のオブリビオンなんかでもあって、
頭の中で映像を思い浮かべるのに苦労はしませんでした。

この映画自体は、一部の映像がお気に入りなものの、
佳作的な感じ。
http://d.hatena.ne.jp/type-r/20130609


最近下火ではありますが、
やっぱり SF 系統のお話はたまりませんね。


おわり。