2017年5月26日金曜日

ほこら参り

日本人の言う、無宗教は、
外人の人にいわせると、立派な宗教だったりするそうで。
初詣に始まり、節分、盆祭り、お墓参り、クリスマスに年越しそばなど、
なにもしない人は少ないはず。
しかしながら、基本的に盆も正月もない、くまむしです。


ぼくは、そのいわゆる無宗教ではありますが、
神社とかの雰囲気がわりあい好きで、時間があればのぞいて行きます。
甘酒とか、神社によりずいぶん香りが違って面白いですし。

たとえば、近所の切り通しには、
人家もない高台へと続く道に、立派な鳥居が。

文政 6 年とか書いてあるから、
1823 年。

今から 200 年弱前ですかー。
ぐぐると、シーボルト来日とか、勝海舟誕生とか。
やっぱり、石に刻むと残るものですなー。

しかし、この参道は、
微妙なやっつけ感というか、風情というか、
なんか親近感を感じます。

のこのこ登っていくと、
りっぱな祠 x 1+ちびっこ祠 x 3。
頻度は高くないものの、きちんと管理されているようでした。

切り通しができる前の、峠道にあった祠なのかな?

いい作りですが、
なにをお祀りしているのか、ぜんぜんわかりません。
とりあえず、手を合わせて拝んでおきます。

祠は、祀られている対象がよくない場合があるそうですが、
なんかついやってしまいますね。
ぼくも日本人なのだと思う瞬間。

立派な鳥居があって、祠が残っているということは、
もともとちゃんとした神社があった跡地の可能性もありか。


いわれや歴史が判ると、また面白いんですけど、
ここは、ちょっとむずかしいですね。

そんな感じ。


おわり。

0 件のコメント:

コメントを投稿