日本人の言う、無宗教は、
外人の人にいわせると、立派な宗教だったりするそうで。
初詣に始まり、節分、盆祭り、お墓参り、クリスマスに年越しそばなど、
なにもしない人は少ないはず。
しかしながら、基本的に盆も正月もない、くまむしです。
ぼくは、そのいわゆる無宗教ではありますが、
神社とかの雰囲気がわりあい好きで、時間があればのぞいて行きます。
甘酒とか、神社によりずいぶん香りが違って面白いですし。
たとえば、近所の切り通しには、
人家もない高台へと続く道に、立派な鳥居が。
文政 6 年とか書いてあるから、
1823 年。
今から 200 年弱前ですかー。
ぐぐると、シーボルト来日とか、勝海舟誕生とか。
やっぱり、石に刻むと残るものですなー。
しかし、この参道は、
微妙なやっつけ感というか、風情というか、
なんか親近感を感じます。
のこのこ登っていくと、
りっぱな祠 x 1+ちびっこ祠 x 3。
頻度は高くないものの、きちんと管理されているようでした。
切り通しができる前の、峠道にあった祠なのかな?
いい作りですが、
なにをお祀りしているのか、ぜんぜんわかりません。
とりあえず、手を合わせて拝んでおきます。
祠は、祀られている対象がよくない場合があるそうですが、
なんかついやってしまいますね。
ぼくも日本人なのだと思う瞬間。
立派な鳥居があって、祠が残っているということは、
もともとちゃんとした神社があった跡地の可能性もありか。
いわれや歴史が判ると、また面白いんですけど、
ここは、ちょっとむずかしいですね。
そんな感じ。
おわり。
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