2017年5月2日火曜日

英語の勉強法 - はじめに

初めての海外旅行は、イギリスでした。
高校 3 年生の最後の休みに、バイト代をはたいて実現した博物館めぐりは、
人生で最良の時間の一つだったと、自信をもって言えます。
当時英語はほぼしゃべれないので、なにをするにも途方にくれていた、くまむしです。


さて、英語は、つづりと発音の乖離が甚だしく、
学生の時分には、習得することを諦めていました。

聞くところによると、
かつてのイギリスでは、 上流階級と労働階級の発音が乖離しており、
教育環境の問題から、労働階級は基本文盲であったのだとか。

その後、活版印刷の発達により、上流階級側がいろいろと本を残すのですが、
折り悪く、ペストの流行で上流階級の人口が減少。
結果として、労働階級の一部が上流階級の仕事をするようになり、
記録に残っている上流階級の文章を、労働階級の発音で読むことが普及した。

ということで、
そりゃつづりと発音が乖離するわけだわ、と思ったものでした。


会社に入ってから、英語を使用する機会は多々ありましたが、
できるだけメールで済ませるなど、
会話を回避し続けていた経緯があります。

俗に言う、
読み書きはなんとなくできるけど、会話が駄目な、
標準的な日本人でした。

社会人生活を続けていくうちに、体を壊しまして、
仕事量が減ったのをきっかけに英語の勉強を再開。
今では英語で困ることがほぼなくなりましたか。
なまりによっては、今でも慣れるのに時間が必要です。


ある程度、英語に習熟するまでには、
約 4000 時間の学習が必要と言われているそうで。

1 日 1 時間で 11 年。
1 日 4 時間で 3 年です。

必要な時間が膨大であるため、
どれだけの時間を投入できるかを踏まえた上で、
学習計画をたてるのがよいのですが。

現在では、いろいろ勉強法が確立されているので、
お好みのものを採用すれば事足ります。
まあ、まゆつばなものが多いのも事実ではありますが。


個人的には、英語上達完全マップをお勧めしますね。
サイトには、勉強方法や参考書など、盛りだくさんです。
http://mutuno.o.oo7.jp/index.html

また、そちらを元に、
10 ヶ月で TOEIC 300 (推定) → 890 点取った方の学習記録がこちら。
http://kanzenmap.nomaki.jp/

上記の 2 サイトをざっとご確認いただければ、
勉強方法の指針として十分だと思います。

ただ、それだけじゃ味気ないので、
ぼくの学習経験を踏まえて、なにかしら述べていきたいと思います。


ひとつだけ確かなことは、
勉強方法の模索ではなく実践をするべきであり、
こんなところを読んでいるなら、単語の一つでも覚えるほうがマシと言うことです。

使える時間には限りがありますので、どうか大切に。


なお、時間を大切にするには、
英語の習得という、
べらぼうに時間を消費する事柄に手を出す価値が本当にあるのか。
という命題について、自分なりの回答を出しておくことをお勧めします。

暇つぶしというのも、もちろんありですけどねー。
ぼくの回答は、選択肢を広げるためでした。


つづきます。

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