人は経験により学んでいくものですが、それには限界があります。
なので、知識を身につけ、知恵を練る。
でも、知識を糧として知恵とするには、ある程度の経験も必要なのですね。
そんな基礎のことを、たびたび痛感する、くまむしです。
前回、竹を採ってきたお話を差し上げましたっけか。
12 月に採取し、次に来るときまで乾燥させようと考えていたんです。
その後、ゴールデンウィークに休みが取れたので、
棚作りの続きをしようかなー、とセカンドハウスに急ぐのでした。
倉庫を開けると、なぜか赤い虫がいる。
それも、うようよと。
色はきれいなのですが、数十匹単位でいられると大変キモい。
昔は昆虫大好きだったんですが、今は少し苦手なんです。
少し心苦しいですが、キンチョールを噴霧。
調べると、ベニカマキリと言って、幼虫が竹を食べるのだそうで。
一部の竹がぐずぐずです。
彼らにとっては、ごちそうの山というか、住処ごと拉致されたというか。
採取後の竹は、
水酸化ナトリウムで煮るか、火で炙って油抜きをする必要があるんですが、
これらの作業は防虫も兼ねているようです。
やるのをすっかり忘れていました。
しょうがないので、ガストーチで無事な竹を処理しておきました。
ガスコンロや、焚き火でもいいんですが、何本もやるのはちと面倒なのです。
なくても困りませんが、あると助かる感じ。
処理後、数ヶ月干すということで、また作業はおあづけとなるのでした。
この手のトーチは、燃費がよくて助かります。
雑草の処理や、ガソリンバーナーのプレヒートなど、結構日常でも使いますし、
火鉢に使う一斗缶の塗料を焼き切ったりしてました。
本来の用途は何なんでしょうね?
続きます。
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