春先は、寒暖の差が大きくて、ログハウスだと家鳴りがします。
木造の宿命ではありますが、これも実際住まないとわからないことの一つですか。
ラップ音が混じってたりするのかな?と思う、くまむしです。
さて、屋根のメンテナンスがどれほど必要かは、
種類によって変わるんだそうです。
1) 瓦: 割れたり吹っ飛ばない限り、ノーメンテ
2) スレート瓦: 見た目を気にしないなら、寿命=屋根の張替え (板金は別)
3) ガルバリウム鋼板:トタンと一緒で、錆び始めたら再塗装しないと駄目
4) アスファルトシングル: めくれたり、砂が取れてくるなら、メンテ
我が家は、
本体の屋根がスレート瓦なので放置決定ですが、
ベランダや、玄関の屋根がアスファルトシングルで、一部が朽ちはじめていました。
楽観的に言うなら、メンテナンスの効果が最大になる頃合いです。
ぐぐると、メンテの方法などは出てきます。
ので、そっくりそのまま参考にさせていただきました。
・アスファルトシングルの屋根塗装
http://www.oikawatosouten.jp/yanetosou/single.html
工程は、
洗浄 → 乾燥 → アスファルトで剥がれている部分を接着
→ 下塗り → 乾燥 → 上塗り → 乾燥
アスファルトは、
コーキングガンに付けられる奴が打っているので、そちらを購入。
用意した塗料は、上記サイトのおすすめどおりです。
下塗り用塗料は、クリーム並の粘度があり、もったり。
写っている紐は、作業時の命綱。
地面まで 10m を超えますから、用意はかかせません。
塗り加減も、クリームというか、味噌をぬったくっているような感じです。
分厚く塗るため消費も激しく、合計 2m x 7m 程度の面積で、1 斗缶を使い切りました。
このやる気のない色加減、結構好きなんですけどね。
下塗りと上塗り塗料の機能が違うため、このままというわけに行きません。
2 日ほっといてから、上塗り塗料を塗って完成。
上塗り塗料は、つや消しのくせに、ちょっとビビットすぎますね。
ディスプレイで言うと、グレア加工な感じ。
耐久性は、ばっちりのようで、
塗装から 2 年程度では、ほぼ変化がありません。
ログハウスと接続される板金部分にも塗りましたが、剥がれもないですね。
なぜか、鳥の糞はよく残りますが。
一連の塗装が終わった後の、作業服です。
汚れ具合が、作業の激しさを物語っているわけですが、
職人さんに言わせると、服や刷毛を汚すのは、下手っぴなんだよってなるので、
まあ、作業着は用意したほうがいいよ、と記載しておきます。
なお、油性塗料が体についた場合は、
化粧落とし用のクレンジングクリームがおすすめです。
そんなの使わなきゃならないほど落ちない化粧って何なの?
と思うほどよく落ちます。
学生のとき、バイトで高速道路塗ってたときに教わりました。
そこのあんちゃんが、「俺らは街をきれいにしてるのさ」 と言うセリフを、
今でも覚えています。
レンガ職人が、「大聖堂を作っているのさ」 という逸話とかぶります。
仕事ってなにさ?
という命題は、リタイヤを考える上で、かかせませんが、
万人が納得する答えのない問いでもあり、
自分で折り合いをつけるしかないのでした。
おわり。
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