みなさま方は、ファッションセンスに自信をお持ちでしょうか?
ぼくは、残念ながらさっぱりでして、無個性を貫くことで批判を免れています。
今にして思えば、ログハウスなんてものは無個性の対極にあることを、
早めに気がつくべきだったと思う、くまむしです。
さて、セカンドハウス初訪問で発覚した、
窓枠の破損と腐食ですが、
○が取れて、☆のところがずぶずぶと申し上げました。
写真を紛失してしまったため、
イメージ画像となります。
時間がなくて、ビニールとガムテープで補修してから、
一旦自宅へ帰還し、お盆休み終了。
その後、どうにかやりくりして、
9 月のシルバーウィークに休みを 1 週間とって、現地入りしたのでした。
ログハウスの窓は、
壁を構成する丸太を四角く切り取り、
そこへ窓の土台となる枠をはめた後に、窓本体がはまります。
高級品は、セトリングと言われる重量による沈み、歪みを吸収するため、
枠が二重になっていますが、
ぼくのは、一重の枠のみでした。
枠や壁との隙間は、
化粧板をうまくはめて、隙間風や水漏れを防いでいます。
参考図①
で、化粧板を外して、調べてみたところ、
窓下側の化粧板だけではなく、
赤枠で囲った、土台の木材も駄目であることがわかりました。
化粧板外したら、
ぐずぐずになった土台の木材から、
カミキリムシの幼虫らしきものが、なん匹もこんにちはするんですもの。
参考図②
ちょっと、ショックが強すぎて、しばらく動けませんでした。
が、ふつふつと怒りが湧いてきたのです。
「ぼくの家を食うやつはゆるせん!」、と。
とりあえず、おしおきとして、ウッドリカバリー*を彼らの巣穴にぶちこみました。
*:木材を漂白するハイター系の薬剤
落ち着こうとお茶を飲みながら、対策を考えたんですが、
よい知恵が浮かびません。
・窓のガラス枠下部が取れており、修復しても防水に難がある
・土台が下部のみならず、側面の下部まで食べられている
・土台の木材は、5cm x 10cm x 90 cm ほどであり、ホームセンターに在庫なし
(2x4 を重ねるとかで対処は可能かも?)
=業者よんで、ぼられるしかないのか?
結論としてですね。
ぼられるのは御免こうむる。
自分に修復する技能が身につくまで、封印しよう。
そうしよう。
と、自分に言い聞かせるのでした。
木材でふさいで、コーキングすれば、
将来、ぼくが立派になるまで、もってくれるだろうと。
結果。
こんな感じになりました。
幸いにして、ログ本体は無事でした。
ぐずぐずになった部分は、大きめに削除し、
新たな土台となる下部構造体をはめ込み完成です。
窓自体と、下部構造体は、外側からコーキングしてあり、
防水は問題ありません。
完璧です。
よく見えないかもしれないので、下部構造体を拡大しましょう。
換気扇のダブルパワーにより、
我がリビングの換気性能は、世界有数のものになりました。
これで、多い日も安心です (湿気が)。
ちょっと主張しすぎていて、リビングの雰囲気が微妙だったり、
冬場に隙間風がはいってくるなど、
ささいな問題はありますが。
ええ、とるに足らない瑣末な事象です。
得られた教訓としては、
「ログハウスを買うときは、すべての窓を開けて腐食を確認しよう!」
でした。
+「センスは磨いておこう!」
換気扇、黒っぽく塗ればもう少しなんとかなるかな?
おされなカバーをするのもいいかな?
まあ、時間ができたら考えます。
おわり。
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