2019年1月12日土曜日

人生の目的って、ヘビの足のようなもの?


ヘビが脱皮するのって、どうしてだか知ってます?

脱皮ってのは、皮を脱いでいくでしょ?
あれ、命がけで、
すごいエネルギーがいる作業なんですって。

それでも、そんなことやってる。
どうしてだかわかります?

成長するため?
いいえ。

一生懸命、何度も何度も脱皮しているうちに、
いつかは足が生えてくるって信じているからなんですってさ。
今度こそ、今度こそってね。

別にいいじゃないのね。
足なんか生えてこなくても。
ヘビなんだからさ。
立派にヘビなんだから。

だけど、ヘビは思っているの。
足がある方がいい。
足がある方が幸せだって。


で、この世の中の中には、足は欲しいけど、
脱皮に疲れてしまったり、
怠け者だったり、
脱皮の仕方を知らないヘビが、いっぱいいるわけよ。

そういうヘビに、
足があるように映る鏡を売りつける、かしこいヘビもいて。
そして、借金してもその鏡がほしいと思うヘビもいる。


以上、火車、宮部みゆきから、うろおぼえで引用。


そんなヘビを見て、普通の人はどう思うんだろうか。
そして、どんなヘビになりたいと、考えるのか。

足を夢見るのを辞めるとか、
自分で足を作っちゃうのも選択肢としてあるのだけれど、
一生懸命、夢に向かって頑張るのは、たぶん楽しい。
だから、頑張って脱皮するか、自分で足を作るヘビになりたいかな。
どんな足を望むかは、ともかく。


昔、アウシュビッツの刑務官が書き残した手記に、
死んでいく人間は 2 種類に分かれるって記載があって、
まあ、人生なんてこんなもんさって悟るタイプと、
やり残したことがあるんだ、死にたくないって暴れるタイプに、
分かれるんだと。

足が手に入らなかったヘビは、
死ぬ最後の瞬間、どう感じるのかな。


と、そんなことを小説読みながら、
つらつらと考えておりました。

答えのない設問で、
AI にはおそらく解決できないしろもの、
人間の回答は十人十色。


みんな違って、みんないい。
と、なんか話がまとまった感じにしておきたいと思います。


おわり。

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