仕事の関係もあって、体調が悪くても病院にいく習慣がなく、
大病もしてこなかったので、実際の医療現場はほとんど知りませんでした。
ある意味、健康な人生を送っていた、くまむしです。
さて、市から、健康診断のお知らせが届き、
10000 円かかる診断が 1000 円でできるよ!
と言うので、受けてきました。
内地の病院でも受けられるんですが、
瀬戸内の島々には、診療船 済生丸が来てくれて診断が受けられます。
済生会の活動と、行政の補助から成り立っているのですって。
診断自体は、つつがなく終了したものの、
実習の学生さんたちが、
診断前後にお年寄りのお話をいろいろ聞いていて、
診療船の目的もいろいろあるんだなーと、
ちょっと感心してしまいました。
へんな意味ではなく、
学生さんの実地訓練を兼ねた、
離島のお年寄りに対するちょいカウンセリング系ケアとして、
定期健康診断を活用しているんだなと、感じたわけですね。
また、お年寄りに対する問診も、
会社の健康診断など比にならないほど、念のいったものでしたし。
予防医療の実践をかかげる医療船にふさわしい、
スタッフの方々でした。
診療船 済生丸は、日本唯一の病院船ということで、
岡山、広島、愛媛、香川の 4 県にまたがる、
瀬戸内海の島々 65 を年の 2/3 ほどかけて巡っているそうで。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%88%E7%94%9F%E4%B8%B8
http://www.okayamasaiseikai.or.jp/saiseimaru_cal/
済生会病院とかは、よく聞きますが、
皇室の寄付金を元に設立された社会福祉法人なんですね。
あんまり病院と縁がなかったこともあり、初耳です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%88%E7%94%9F%E4%BC%9A
今まで存在すら知らなかった活動を目の当たりにし、
学生さんの制服かっけーとか、
いろいろと考えさせられる一日でした。
おわり。
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