2017年6月29日木曜日

健康診断のため、済生丸に乗ってきた。

仕事の関係もあって、体調が悪くても病院にいく習慣がなく、
大病もしてこなかったので、実際の医療現場はほとんど知りませんでした。
ある意味、健康な人生を送っていた、くまむしです。


さて、市から、健康診断のお知らせが届き、
10000 円かかる診断が 1000 円でできるよ!
と言うので、受けてきました。

内地の病院でも受けられるんですが、
瀬戸内の島々には、診療船 済生丸が来てくれて診断が受けられます。
済生会の活動と、行政の補助から成り立っているのですって。


診断自体は、つつがなく終了したものの、
実習の学生さんたちが、
診断前後にお年寄りのお話をいろいろ聞いていて、
診療船の目的もいろいろあるんだなーと、
ちょっと感心してしまいました。

へんな意味ではなく、
学生さんの実地訓練を兼ねた、
離島のお年寄りに対するちょいカウンセリング系ケアとして、
定期健康診断を活用しているんだなと、感じたわけですね。

また、お年寄りに対する問診も、
会社の健康診断など比にならないほど、念のいったものでしたし。
予防医療の実践をかかげる医療船にふさわしい、
スタッフの方々でした。


診療船 済生丸は、日本唯一の病院船ということで、
岡山、広島、愛媛、香川の 4 県にまたがる、
瀬戸内海の島々 65 を年の 2/3 ほどかけて巡っているそうで。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%88%E7%94%9F%E4%B8%B8
http://www.okayamasaiseikai.or.jp/saiseimaru_cal/

済生会病院とかは、よく聞きますが、
皇室の寄付金を元に設立された社会福祉法人なんですね。
あんまり病院と縁がなかったこともあり、初耳です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%88%E7%94%9F%E4%BC%9A


今まで存在すら知らなかった活動を目の当たりにし、
学生さんの制服かっけーとか、
いろいろと考えさせられる一日でした。


おわり。

0 件のコメント:

コメントを投稿