2017年6月28日水曜日

コーヒー豆を焼く。

飲み物にこだわりはない、つもりではありますが、
おいしく楽しめるものには多少の投資をいといません。
コストの采配は、ぼくの意のまま。なぜなら、ぼくはぼくのご主人様だから。
と、書いてはみたものの、なんか普通のことだなあと思う、くまむしでした。


飲み物のコストは、ぴんきりではありますが、
中でも高めに設定されているのが、コーヒーではないでしょうか。

豆から入れようと思えば、
ブルックスとかのドリップが 1 杯 50 円弱くらいから。
焙煎した豆は、200 g あたり、500~2000 円以上といったところ。
(1 杯分は 10~12 g くらい)

これをがばがば飲むのですから、
ぶっちゃけ、お金持ちの飲み物です。


しかしながら、甘いものに、
無性にコーヒーを合わせたい時もあり、
なかなか悩ましい。

余談にはなりますが、
こちらの写真は、昔北海道は帯広の六花亭本店に行って、
限定品をむさぼりつつ、無料のコーヒーをたしなむ直前の写真。
どうも、最近北海道行きたい病が再発していけません。

(閑話休題)

すべての対策を慎重に検討したのち、かんたんな解決方法として、
自分で焙煎することにしています。
焙煎前のコーヒー生豆は、1 kg あたり 500~2000 円程度。
そこそこの焙煎済み豆の 1/5 程度に、コストが抑えられるのです。

個人的には、ブラジルショコラが好きで、
焼いている時、挽いている時、淹れている時、飲んでいる時、
それぞれの香りがたまりません。
生産量も多く、価格が安めなところもすてき。


ぼくが買っている所だと、
10 kg とか注文すると、
こう、これ以上なく、ダイレクトにダンボール詰めされて到着。

合理的というか、大雑把というか、
生のコーヒー豆は、痛みにくいブツなので、いいんですけど。


焙煎は、
ホームセンターで仕入れた、排水口受けに、
棒ネジを通して作った、特性焙煎機 Mk 2 をカセットガスで炙るだけ。
火力が必要なので、直火で炙って、手でくるくる回すのですね。

大体 15 分かからないくらいで、ぱちぱちぴちぴち焼きあがり。
バットにあけて、ドライヤーで薄皮を飛ばせば出来上がりです。

本当は、もう少し密閉された容器がいいんですが、
これでもなんとかなります。
本場、豆の生産地では、フライパンで焙煎することも多いそうなので、
そんなもんです、きっと。


だいたい、シェラカップすりきりの生豆を焙煎すると、


うまく行けば、倍くらいに膨らみますね。
これで、1 週間分くらい。
特性焙煎機 Mk 2 のサイズは、ぼくの生活にぴつたり。


コーヒーの自家焙煎は、難しいこと考えずに手軽にできるものの、
豆を焼いた時に、
かなーり甘ったるい香りが近所に充満し、
豆の薄皮が周辺に飛び散るという、欠点があります。

ので、マンション住まいとか、室内で焙煎とかは、ちと危険。
バーベキューの余興とかには、そこそこ受けますか。


豆を、いつでも焼きたい放題というのは、
今の生活のいいところですかねー。
おきらくごくらくな感じ。


おわり。

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