生じた問題の解決は、現物合わせ的な妥協の産物になりがちです。
この傾向がもっとも高いのは、政治の場なのですって。
と、ストーブをいじりながら、えらく高尚な所まで考えがとんだ、くまむしです。
ポンプ改良その後
さて、こちらが、ポンプシャフトのテーパー部分へ、
いい感じに熱収縮チューブを付けた、よい例です。
10 日ほど使っておりますので、
接合部分に段差がちょっと出来ていますものの、
まだまだ余裕で使える感じ。
耐久性は、そんなに悪くないようです。
1 ヶ月毎日使っても余裕そうですね。
この対応は悪くない。
というか、けっこういい感じで、個人的には、はなまるを差し上げたい。
しかしながら、どうしても、燃料が減ってくると、ポンピング回数が増えます。
ちと面倒。
ということで、
自転車ポンプの接続も、試してみました。
自転車ポンプ接続
用意するものは、こちらの 4 点+α。・仏式バルブの、自転車チューブ
・M5 ゴムワッシャー
・仏式→米式の変換バルブ (お好みで仏式→英式でも可)
・自転車ポンプ
・+α は、生じる苦難による
自転車チューブから、仏式バルブ部分を切り取り、
ゴムワッシャーかましながら、
ポンプシャフト部のフタを介して、変換バルブをつければ完成。
のはず。
うん、ぴったし。
しかしながら、ここからが苦難の始まりだったとは、
この時誰しも思わなかったのでした。
苦難その 1/3 - 自転車ポンプが壊れてる
バイクの緊急用空気入れとして、10 年前に買ったやつだったためか、空気を入れようとしても、すかすかして駄目。
うーん、流用してコストを浮かせようと思ったのにー。
RS タイチブランドが泣きますね。
ということで、ダイソーで 200 円のポンプを買ってきました。
これは、米式と、英式のバルブに対応しています。
安いぞ、すごいぞ、ぼくらのダイソー!
苦難その 2/3 - ポンプシャフトのフタに気密性がない
新品のポンプなら、大丈夫だろーと、プレヒートを済ませて、しゅこしゅこしたものの、
しゅーしゅー言うばかりで圧がかかりません。
リーク部分は、ポンプシャフトのフタであり、
ねじが切ってある割に、空気が通り放題のようでした。
幸いにして、123R 関係で入手した耐油ゴムシートが手元にあり、
ワッシャーなんぞ作り放題。
もくもくと作ります。
外径は、5 円玉が、
内径は、変換バルブの外側が丁度よい様子。
なんか、こうした作業にも、最近慣れてまいりました。
これで、フタ部分の気密は問題ないはず。
苦難 3/3 - ダイソーポンプの接続口に気密性がない
もーいいかげん大丈夫だろーと、再度プレヒートして、しゅこりましたものの、
まだ、しゅーしゅー言うばかりで圧がかかりません。
リーク部分は、ダイソーポンプのバルブ接続口。
ゴムがいかれているのか、作りが悪いのか。
安かろう、悪かろう、だめじゃんダイソー!
幸いにして、手元には壊れた RS タイチポンプがあります。
接続口を移植しましょうね。
チューブ類に互換性が無いので、接続がむずかしい。
ちょうどよい針金がないので、
ひとまずタイラップで、ハズレないよう固定しときます。
苦難をのりこえ解決
再々度、プレヒートし、慎重にしゅこって行きます。燃料は半分以下ですが、2 回もしゅこれば、灯油が噴出。
その後 3-4 回ほどしゅこったところで、最大火力に到達しました。
これまでにない、力強い音と炎に、
しばし感動しておりましたとさ。
純正ポンプに比べれば、
ポンピングのらくちんさは、比較にならないほどで、
かかる圧力も高く、減圧時の排気音も違います。
費用はそんなにかからないので、
使用頻度が高いなら、結構おすすめな改造なんじゃないでしょうか。
まー、箱出しで使えるようにせーという意見は、
たいへんもっともだと思いますけれどもね。
こうした器具との対話を通じて、愛着がかもしだされてゆくものさっ!
と、強がっておくことにしましょう。
強がりが、余計なロマンや、プライドをかもしだし、
誰も必要としない美学とかにつながっていく。
そういうことに、ぼくは喜びを、、、とくに見出さないなあ?
時間を限りなくくだらなく使うことこそ、わが人生。
なにはさておき、よい暇つぶしでした。
おわり。
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