ゴールデンウィークも残り少なくなってきた、今日このごろ。
先週よりちと涼しく、何をするにも気持ちがいいお日柄でありまして、
ひなたぼっこしながらの読書がはかどります。
着の身着のままで快適というのが、何よりすばらしい。
日本が、常春であればよいのにと思う、くまむしです。
そんなことはさておき、
貧乏人の主食といえば、スパゲティといっても過言ではありません。
重量あたりのコストパフォーマンスは、最安値だと小麦粉を上回り、
安いものでも、茹でたてならば美味しく、食べごたえも十分、
ソースも色々と工夫が可能ですから。
ただ現在、
我が家は灯油バーナーを調理に使用しておりまして、
スパゲティ茹でるのに、灯油をがばがば消費するのが頭痛のタネでした。
灯油自体は安いものなんですけど、
運んでくるのが面倒という、
微妙な事情があるのですな。
そこで導入したのが、
サーモスの、パスタクッカー。
お湯 2L と、スパを入れて、
湯で時間 + 2 分おけば茹で上がるという、
実にエコロジカルなブツです。
本体も 3-4000 円と、特に高価じゃありませんし。
まあ、魔法瓶構造の筒に、
お湯とスパ入れるだけの物です。
しばらく使っていたんですけど、
普通に茹でるのと比べて、歯ごたえが悪いんです。
例えるなら、ソフト麺っぽい仕上がりで、ぷりぷり感皆無。
冬場は、お湯の温度が足りず、芯が残ることも。
茹でたてだとご馳走なんですけど、これだとカップラーメンでもいいかって感じで、
美味しさの面で、ちょっと常用が難しいのです。
また、2L の熱湯を用意するという部分も、あんまり灯油消費量に優しくない。
どうすっかなーと、悩んでいた昨今。
ネットをさまよっていたら、水浸しスパゲティという単語が。
2 時間以上漬けて、1 分茹でれば、もちもちとな?
事前準備が必要とはいえ、水漬け後は手鍋でも調理可能であり、
灯油節約にも素晴らしい。
で、やってみました。
スパを入れる容器がないので、
パスタクッカーに突っ込んで、1 晩水に漬けて。
うーん、ピントが合わない。
漬けた水ごと、手鍋に移して。
柔らかくなっているので、小さい鍋で十分なんですな。
面倒だから、このまま火にかけて沸騰したら食べよう。
その間に、他人丼ソース (たらこ+ゆで卵) を用意して。
茹で上がりと、あえて出来上がりと。
なんというか、オサレ感が足りませんな。
で、お味はと申しますと、
いろいろなサイトでも言及されているように、
生パスタっぽい、もちもち感と弾力があって、
普通の茹でとはまた違う美味しさ。
そして、パスタクッカーより段違いに美味しい。
これだっ!
僕が求めていたものはっ!!
(強調のための、倒置法)
水漬け後、1 食分ごとに冷凍保存することもできるので、
手間を惜しまなければ、加ト吉冷凍うどん的なものの量産も可能。
(保存前に、少し油を絡めたほうがよいそうで)
パスタの水漬け容器は、100 均で買えるらしいですし、
ご家庭でもお試しいただき、
ぜひとも光熱費削減にいそしんでいただければ、
これ幸い。
それでも、
普通の茹でたてには、茹でたてなりの良さがありますがね。
一回試してみても、損はしないんじゃなかろうか。
そんな感じ。
おわり。
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