2018年3月4日日曜日

しょうゆ麹は、すべてのご家庭に備えるべきだ。

本日は、陽気もよく、日中 20℃ を超えていたようです。
いや、いきなりこんな暖かくなっても、困るっていうか、汗だく。
そして当然のように、反動として明日は雨。
春らしいけど、今ひとつ暮らしにくい、くまむしです。


さて、しょうゆ麹ですよ。

世間では、ずいぶん前に流行っており、
旨味成分が塩麹の 10 倍で、作るのがかんたんな調味料であるとか。

以前から作ろうと思っていたんですが、
面倒なので後回しにしていた。
のを作った直後に後悔するほどの逸品です。

悪いことは言わないので、
一回作って、お肉を漬け込んで食べましょう。

1) 作り方

いろんな作り方があるので、お気に入りのレシピでどうぞ。
東北の方では、醤油:麹:青唐辛子=1:1:1 でやるらしいですね。

ぼくは、
麹を分解して旨味をだすということから、
以下の非常にチープな材料で作っています。

(1) トップバリューの一番安い醤油、1L 100 円
(2) 一番安い漬物用の麹 700g 底値で 350 円
(3) 余っている一味と、ガーリックパウダー、各 1/4 袋


適当なバットに、粉ものを入れます。
混ぜなくていいです。


醤油も全部入れて、適当に混ぜましょう。


あとは、フタをして、放置です。
暖かい場所に置いといたほうが、早くできあがります。


出来上がるまでは、1 日 1 回まぜる必要があります。
麹の粒が、指で潰せるほど柔らかくなればできあがり。
夏場 1 週間。冬場 2 週間が目処なんだそうですね。
でも、長めなら適当でいいです。


2) お肉を漬ける

しょうゆ麹自体は、調味料として広範な使い方ができるそうですが、
ぼくとしては、お肉をやわらかくするために使います。

というわけで、本日用意したのは、
業務スーパーで 2kg 800円 弱で売っている、
ブラジル産とりもも肉。

冬場は解凍に手間取りますね。
3 時間室温に置いた後、流水下に 5 時間置く必要がありました。


こいつには大体 7 枚のもも肉が入っておりますね。
とくに国産とくらべて悪い点がないので、
お気に入りです。


調理を容易にするため、個別にわけて、
しょうゆ麹に漬け、もみもみします。
1 枚あたり、大さじ 2-3 杯くらいかな?
しょっぱさはお好みで。

漬けて 1 週間くらいは冷蔵にしてますが、
それ以上は、冷凍にしたほうがいいかな。
 

3) 調理と実食

もっともお勧めの調理方法は、湯煎です。

低温調理になるため、やわらかく仕上がり、
しょうゆ麹自体をソースとして利用可能の上、
超らくちん。

容器とお湯の量で、熱処理量が変わりますので、
ちょっと試す必要があるかもしれません。

我が家では、ホーローのミルクパンに、
お湯を 1.5L ほど沸かして、
漬けたお肉を袋ごと入れて 30-40分。


出したお肉が、
テーブルナイフで、さくさく切れるなら、
火が通っていると思っていいでしょう。


ちょっと見た目が気になるなら、
粉をはたいて、ソテーにでもすればよいかと思いますけど、
しょうゆ麹漬け+低温調理のやわらかさを一度体験すれば、
そんなことどうでもよくなること請け合い。


安くて、美味しく、調理が楽。
ただ、しょうゆ麹を仕込んで、1 日 1 回混ぜる必要あり。

その手間が割に合うかどうか、
1 度は試してみるべき価値はあると、申し上げておきましょう。


そのうち、
ヨーグルトのように、自分で麹を継代するかもしれないほど、
しょうゆ麹にぞっこんとなりつつある、くまむしでした。


おわり。

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