2017年11月5日日曜日

灯油バーナーを、ストーブにする。

どうも最近は、寒暖の差が激しく、調子が狂いまくり。
気温が 5℃ とかになると冬支度をしますが、暖かい日だと汗をかくので不便ですし。
でもまあ、徐々に冬の澄んだ空気になってきているのが、
ほんのりうれしい、くまむしです。


さて、これまでは暖房を電気に頼ってました。
でも、今年からは、灯油も取り入れたいと考えていた所なんです。

ざっと調べると、よく言わているのは、
空気を温めても効率が悪いので、赤外線が出るように頑張れ!
ということのようで。

大体、どんな物質でも、温めれば赤外線は出るもんなので、
比重の重い物体が、コンパクトでよろしいのでしょう。

というわけで。

暖房アタッチメント ver. 1



石の比熱や、熱容量は、重く硬い石のほうが優秀です。
しかしながら、どれもそんなには、変わりません。

ので、適当な砕石を、余っていた炭熾しへ。
これを、ファロスストーブに乗っけて完成です。


使ってみてのインプレとしては、
温まり始めるまでに、30 分ほどかかるものの、
周辺の床も含めて、ぽかぽかにしてくれます。

輻射熱は主に横及び下方向に発生しており、
石の上部は、手をかざしても、そんなに暖かくない感じ。
1 時間の連続運転で、本体が触れない程度に加熱されたため、
使用を停止。


反省点

・石が割れて弾けると嫌だからといって、石入れすぎ
・耐火レンガ割って、底に並べるくらいがいいのかな?
・長時間運用を考えると、タンクへの輻射熱は遮らないとね

改良

輻射熱を遮るには、断熱するか、放熱板をかませるか。

ひとまず、
余ってるアルミホイル折りたたんで挟めばいいか。


多少はマシになるはず。


暖房アタッチメント ver. 2

灯油ストーブには、もう一つ気をつけるべきことがあります。
それは、不完全燃焼の防止。

大体の灯油ストーブは、薄い金属版か、金網を赤熱させています。
それは、不完全燃焼の結果出てくるガスを、
赤熱した金属部分で再燃焼させるためだとか。

アタッチメント ver. 1 でも、炭熾し下部が赤熱するものの、
不完全燃焼防止に十分かどうか、よくわからないのですな。
一酸化炭素センサー持ってないし。


というわけで、
なぜか、職業訓練校のゴミ箱にあった銅線がここに。


まあ、なんか長い棒にくるくる巻きますね。
ちょっと、銅線が細すぎるか。


で、コイル状にした銅線を、炭熾しに詰めるわけです。

ちょっと、調子にのって巻きすぎたかもしれません。
でも、大は小を兼ねるのですよ。
たぶん。


空焼きがてら、ドラゴンフライであぶります。
これはこれであったかい。

赤外線量としては、ver. 1 に負けるのでしょうけども、
立ち上がりの速さと、完全燃焼の点では勝っている。
のかな?


まとめ

まあぶっちゃけ、
いらない鍋かフライパンを炙るだけでも暖かいんですが、
室内での運用だと、安全面も気になるところ、
上で、ヤカンかけたり、おもち焼いたりもしたいところ。 
 
2 種類のアタッチメントを作製したので、
一冬かけて運用してみたいと思います。



なお、通常の灯油ストーブを使わないのは、
そこまでの出力が不要と考えているからです。

そんな感じ。


おわり。

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