2017年10月8日日曜日

栗を煮る。

先週後半と比べれば、だいぶ暖かくよい日和ではありますものの、
気温が低くなっているせいか、洗濯物の乾きが今ひとつ遅い感じ。
でも、これだけ晴れていれば、今夜の流星雨はばっちり見れそうです。
りゅう座流星群=ジャコビニ流星群と聞くと、なぜかなつかしい、くまむしです。


さて、秋の味覚シーズンに突入し、桃が終わりかけ、梨、ぶどうと続く中、
忘れてはならないのが、栗ですね。

ぶっちゃけ、さつまいもや、かぼちゃでも良いような気がしないでもないと思いがち。
しかしながら、栗には、栗なりの良さがあるのです。
たぶん。

比べると、
ちょっとお値段が張ったり、
食べる下ごしらえが面倒だったり、
剥いたら虫が食っていたりと、
ちょい不利にも見えますが、栗の風味はそれらを覆すほど良いものなんです。
おそらくは。

洋菓子でも、定番商品としてモンブランや、マロングラッセがありますが、
さつまいもや、かぼちゃは、スイートポテトぐらいなもの。
栗の隠しきれない人気を感じさせます。
万人に愛されておりますね。
きっと、そうです。


そんなわけで、
適当に山で拾ってきた栗を、渋皮煮にしました。

参考レシピはこちら。
1) 重曹を使った、かんたん鬼皮剥き
https://cookpad.com/recipe/4730653

2) 無加水、砂糖 100% のみつで煮る、ねっとり渋皮煮
https://cookpad.com/recipe/1250965

重曹で煮ると、栗の味と風味が損なわれることを気にされる方もいますが、
剥く労力を考えると、重曹煮一択です。
なにしろ楽ちん。
なお、個人の趣味趣向により、一部レシピを混ぜています。


採ってきた栗を、


一晩水につけて、


重曹で 15 分 x 2 回煮ると、鬼皮がぱっくり。
お尻部分もふやけるので、指だけで鬼皮がするする剥けます。

鬼皮剥いたら、水だけで 10 分煮て、
重曹抜き+渋皮ふやかし。
流水で 1 個ずつ表面を指でごしごしして、いらん渋皮を除きます。


鍋をきれいにして水気を切り、
同じく水気を切った栗を入れて、同重量の砂糖を添加。
弱火で加熱して砂糖を溶かしてシロップにします。

ここである程度お酒を入れると、
溶けるのがだいぶ早くなりますし、風味付けとしてもおすすめ。

渋皮が破れていると、これ以降の作業でばらばらになるので、
あきらめるか、他の用途に使うと良いでしょう。
個人的に、崩れた栗が入っていたほうが好きですが、見た目格好わるい。
レシピの湯で時間だと、1/15 程度がばらばらになりました。


一晩おいて、弱火にかけながらシロップを均一にまぜます。
浸透圧の関係で、栗から水分がでるのと、砂糖が再結晶化して沈殿しますから。

色が黒っぽいのは、
三温糖使っているのと、
コーヒー豆漬け込んだウィスキーをどばどば入れた結果です。


栗を、タッパーに小分けして、


ひと煮立ちさせたシロップを添加。
室温で、さらに 3 日間寝かせると完成です。


砂糖の濃度が高いので、そうかんたんには痛まないと思いますが、
すぐ食べるもの以外は冷凍庫へ。

単体で、お茶請にばっちりですし、
トーストや、パンケーキ+牛乳に、すばらしく合います。

栗のしっかりした歯ごたえと、かじった時の風味がとても良く、
砕いたり、ペースト状にするにはもったいないかな?
栗は購入しても、1kg 300-700 円程度。
栗好きなら買って作っても損はしないと思います。
そんな感じ。


おわり。

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