ある程度の制限があったほうが、余暇の時間は充実するのかも。
なので、適度なお仕事や、子育て、その他により、人生がより楽しくなる可能性がある。
すべてはバランスで、人により好みも違うから難しいものなのかー、
と思う、くまむしです。
さて、
半年間、建築関係の職業訓練を受け、このたびめでたく卒業しましたので、
備忘録として、感想をまとめたいと思います。
1) 仕事はあるけど、給料低いよ
職業訓練は、経験のない分野のものしか受けられません。結果として、経験無しでも OK な求人にしか応募できず、
お給料は、高卒の新卒程度がほとんど。
一流会社の営業などで、やっと額面 20 万円を超える程度。
つまり、若い方が、職種変更するならなんとかなります。
でも、ある程度年食っているなら、確実に収入がへりますね。
ぶっちゃけ、30 超えていて、キャリアと呼べるものがあるなら、
前業界に絶望したか、独立を考えているか、家業に関係があるなど、
よほどのことが無い限り、
この手の職業訓練を職探しとして受講するのは、あまりお勧めできません。
実情をご理解の上、ご利用なさると、
幸せになれそうです。
2) 人と授業が、合わないかもよ
中学、高校、大学など、ある程度の学力がそろった生徒が集まる学校とは違い、
職業訓練校には、さまざまな人が来ています。
大体はまともな方ですが、
そうでない方の割合が、一般の学校や、会社より高いように思えます。
合わない人とは、接触時間を減らせばいいんですけど、
授業でチームを組まされると、ちと苦痛ですね。
今までお目にかかったことがない種類の方々だったんで、
新鮮ではありましたけど。
また、別の意味で合わないのは授業です。
すべての授業は、生徒の下の方に合わせて進むため、
同じことを 3-5 回くらい繰り返しながら、ゆっくりと行われます。
何かしら、暇つぶしが必要になるわけなんですが、
その場合、通う価値があるかどうか、微妙になってきますかね。
なんていうか、
職業訓練校の先生って大変だなあと、他人事のように感じます。
熱意のない生徒をまとめる技術は、すごいなと素直に思いますけども。
3) でもまあ、楽しいよ
ぼくが職業訓練を受けた目的は、小屋の建て方を、大工道具の使い方から教わる実習受講と、
CAD の習熟に、
暇つぶし。
失業給付と足代付きの好条件で、
満足がいくほどに目的が達成できましたので、
やっぱり通ってよかったなー、というのが正直な感想です。
また、いろんな年代の方々に出会うこともでき、
世の中には、まだまだ愉快でおもしろい人がいるもんだって思えたのも、
悪くはありませんでした。
もし通われるなら、
ご自分の目的と、卒業後何をしたいかを明確にしておくと、
より快適な、職業訓練校ライフを過ごせることでしょう。
ちょい、説教くさくなってきましたので、
ここらへんで。
おわり。
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