気温が低くなる利点の一つは、紅葉でしょうかね。
きりっと冷えるほど、色づきが鮮やかになっていくのが日々の楽しみに。
趣味が、じじいじみて来た、くまむしです。

さて、授業は、
となりの生徒に、要望を聞いて、
その要望を満たす住宅を CAD で設計することです。
前提として、
夫婦+子供 2 人で、床面積 150 平米以内。
土地に規定されている法規を守ること。
という条件もあり、
お役所の都市計画システムで、法規関連を確認してから、
作業を進めます。
確認の結果、
建ぺい率 60%、床面積は 200%。
その他の指定法規は、設定なしということがわかりまして、
法規上は、あまり問題はなさそうです。
その後に、 いただいたご要望の要点は、
1) 間取りは、開放感超重視
2) 収納は、すべて床下へ
3) 太陽光発電で、電気をまかなう
+ リビングやキッチンの必要な大きさや、
駐車場は 2 台分
などなど、細かい注文が付きます。
というわけで、ご要望を満たすお家を設計するわけですが、
これが結構難しく、楽しい。
各部屋の接続ひとつとっても、
長方形から外れると、壁量的に辛くなることもありますし、
デッドスペースがでがち。
廊下の広さ、長さも考える必要がありますし、
部屋を通路としてしまうと、部屋の使用目的に制限がでてきます。
玄関や、脱衣室などは、広さを結構いじれるのですけども、
家族構成や、お客さんの具合なども影響してきて、
どこに何をしまいたいのかも考える必要があり。
床下収納を作ると、土ほったり、1-2 階の間を長くする必要があるので、
コストあがったり、階段が長くなったりと。
いいことばかりではないのですな。
使い勝手や動線を考えると、
あまり無茶な設計はできないんだなって事が、
なんとなくわかってきました。
間取りは、肉筆での下書きを 5 回ぐらい手直ししてから、
CAD で図面を引いていき、
気がついた点を修正していくので、
結構時間がかかります。
ということで、完成図面は来週お見せできる。
はず。
たぶん。
おわり。
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