油断していると、すぐさまのどに違和感がでるので、すでにフリース製品大活躍。
田舎は、日が落ちると、もう肌寒い今日このごろ。
やっと夏を乗り切ったのだなと、実感する、くまむしです。
さて、今週は床の仕上げ。
土台の木材に、大引 (土台の補助として床を支える) を組み込み、
根太 (大引の上にわたして、床をささえる) を渡して固定し、
合板を貼っていきます。
ここらへんは、写真見てもらった方が早いでしょうね。
あとは、天井板をのせる廻り縁というものを教わっていましたが、
来週まとめたいと思います。
大引の組み込み
6 尺ごとに、規定の長さに加工した 105mm 角の材をはめ込んで行きます。ただ、気をつけることが多少あり、
大引は、床の水平を出すために必要なので、U 字型にそっている形で組み込む。
その後、大引きをささえる鋼製床束をかませて高さを調節し、U 字型を水平に修正。
水平は、糸 (水引) を渡して確認。
などなど。
もう、これくらいなら、ほほいのほいっと出来ますね。
根太の組み込み
根太は、1.5 尺ごとに渡して行きますが、場所により、柱や間柱とぶつかるので、場所ごとに長さを調節しないといけません。
荒材 (製材化していない木材) なので、自動カンナで製剤化して高さを要調節/確認。
図面を見て、必要な長さを把握する必要があるのと、
柱や間柱が、寸法からずれている部分があり、長さを微調整するなど、
やはり、気をつける点があります。
作業者が多く、自動カンナ機と、丸鋸がつかえるので、
やはり、作業はらくちんです。
なんというか、文明の力は偉大ですね。
合板貼り
6 畳間に、1820x910 の合板を 6 枚貼っていくのですが、けっこう厄介。
要件として、
・隙間なく敷き詰める
・最終的に室内に貼る、ボードや、珪藻土の壁に、合板の端が隠れること
・結果として、合板の端を切り取り、柱がめり込む形に調製する必要がある
ということに。
直線に切るだけなら、パネルソーがあるので対応できますが、
柱の形は、現物合わせで印をつけて、手ノコとノミで切っていかなくてはなりません。
リフォームを想定するなら、
合板は隙間なくぴったり敷き詰めるというのが理想ということですが、
合板自体にも作製誤差があり、なかなか難しい。
最初に全部同じ大きさに切ってしまえばよかったかなと、ちと思います。
でもまあ、
みんなで加工して、現物に突き合わせて、
「ありゃ、ここあわねえぞ、けずらないと」 って、なかよく作業は進行するのでした。
もちろん、貼り終わったら、合板上でくつろぎます。
いやなんというか、合板貼るまで、足を高くあげないとものすごーく移動しにくいんです。
これは、一回現場で移動してみないとわからんかもしれない。
まとめ
ある程度、道具の使い方と加工技術を学んできましたが、実際小屋づくりになってくると、共同作業が主になってきます。
入所して約 2 ヶ月がたち、
鼻につく部分も多少出てきて、衝突することもありますが、
わりあいみんな大人なので、長引きません。
過去の生徒には、ちょいハッスルしすぎた方もいたそうですけれども。
どんな環境でも、人間社会の縮図を垣間見ることができるのだなと、
そんな感想を抱く、さめた大人になった自分に、
まあそりゃそうだろうと思うのでした。
おわり。
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